定年後に人生失敗しない為に、若いうちから上手に資産運用をしましょう。

こんにちは!こうじです。

本日は定年後の人生を歩む為に必要な資産を構築する為にはどうしたらよいか?

というテーマでお話ししていきたいと思います。

私の勤める会社でも入社当時より定年退職の年齢は引き上がり、入社当時は55歳定年だった年齢が現在は60歳にまで引き上がりました。

60歳以降は再雇用という形式で65歳まで働けるようになっています。

また、65歳以降も1年更新で健康状態と照らし合わせて、雇用継続という就業規則になりました。

いったい私達はいつまで働けば良いのでしょうか?

なんてついつい考えてしまいますね!

退職後の生活費

現役で働いているうちはあまり考えもしない定年後の生活費ですが、会社員を続けていると毎月当たり前の様に貰えるお給料が無くなったらどうですか?

生きている以上は必ず毎月の支払いというものが発生します。

その支払いは生きる為のコストです。

でも、給料が無くなっても年金で払えるでしょ?

と皆さん考えると思います。

以下のデータは定年後の1世帯当たりの支出内訳です。

項目費用
食費65,319円
水道・光熱費19,905円
家具・家事用品9,385円
被服及び履物6,171円
保険医療15,181円
交通・通信28,071円
娯楽24,239円
その他53,717円
合計221,988円

このデータでは住居費が無いので、住居費が加わるともう少し高くなりそうです。

ザックリ計算すると毎月25万円は定年後の生活資金として支出していきそうです。

そうなると私の会社の場合ですが、65歳迄働いたとして残りの人生(100歳迄生きると仮定します。)35年です。

【定年後資金】

25万円 × 12ヶ月 × 35年 = 1億500万円

1億500万円必要になります。

普通に考えて無理ですよね?

実際には厚生年金などもあるので1億500万丸々蓄える必要はありませんが、実際年金も期待できません。

また、また年々インフレも進行する事を考えるとやっぱり1億円は必要になってきそうです。

1億円は貯金じゃ無理

実際に貯金でこの1億円を定年までに蓄える事は可能かというと、単純に新卒時から20万円を毎月貯蓄していかなければ65歳までには1億円を貯蓄出来ません。

どうですか?

答えは大体の人が無理だと思います。

新卒時の手取りがそもそもその金額になりません。

また、人生序盤は人生経験が甘いのでお金も使いがちです。

じゃあどうすればいいの?

そう思うのも当然です。

定年までに1億円を貯めるなら投資していくしか方法がありません。

それも失敗は許されない投資なので、期待したリターンを求められる投資先しか投資できません。

以下のグラフは、利回り4%の投資信託を40年間積立て再投資により複利運用した場合に、毎月8万4,600円積立すれば1億円に到達するグラフです。

この運用であれば、新卒時の手取り給料でもなんとか実現可能出来そうですね!

しかし、投資信託(株式投資も同様)は売却時に20.315%の税金がかかります。

ですからこのグラフを実現するには、投資信託の利回りは5%以上なければなりません。

その利回りを実現出来る投資信託をまずは選択する必要があります。

定年後に人生失敗しない為に、若いうちから上手に資産運用をしましょう。まとめ

定年後の長い人生を資金不足により失敗しない為には、それこそ20代からの計画が重要になってきます。

実際は、新卒で入社した時からもう資産運用をしていかないと遅いのです。

先に苦労するのか、後に苦労するのか?

もうこの老後資金に関しては後からではどうにも出来ない場合がほとんどです。

それは何故かというと、身に付いた習慣と適切な金融リテラシーが無ければ積立投資は出来ないからです。

一番大切な事は以下の事です。

1.何歳までにいくらの資産が必要かを把握する。

2.正しい投資をする為に必要な金融リテラシーを持っているか。

3.毎月資産を積み立てる事が出来る習慣を身に付けられるか。

4.市場の暴落が起きても狼狽売りしない精神力を持てるか。

5.経費率が低く、利回りが適正な金融商品を選択する。

この事を理解して正しい金融商品に積立再投資が出来れば、65歳定年時までに定年退職後に必要な資産が準備できていることでしょう。

早めに準備すればそれだけ人生が楽になります。

人生は長い道のりです。

明日から始めれば遅いことはありませんので、思い立ったら明日から行動していきましょう!

それでは、次回もこのブログでお会いしましょう!

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