こんにちは!こうじです。
前回の記事では、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運営する世界経済インデックスファンドを3年4ヶ月積立し続けた結果こうなります。
という記事を紹介しました。
以下が記事になります。
【投資信託】世界経済インデックスファンドを3年4ヶ月積立し続けた結果こうなります。本日は、セゾン投信株式会社が運営するセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを3年6ヶ月積立し続けた結果こうなりました。
というお話をさせて頂きたいと思います。
セゾン投信とは?
セゾン投信とは、中野晴啓が代表者を務める日本の投資信託委託会社。
名称 | セゾン投信株式会社 |
所在地 | 〒170-6037 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 37階 |
設立 | 2006年6月12日 |
業種 | 証券・商品先物取引業 |
事業内容 | 投資信託委託業 |
代表者 | 中野晴啓 |
資本金 | 8億6000万円 |
主要株主 | クレディセゾン 60% 日本郵便 40% |
現在は、【セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド】と【セゾン資産形成の達人ファンド】の2商品を運営・販売している。
以下の表はセゾン投信㈱の主力2商品を比較した表です。
項目 | セゾン・バンガード・ グローバルバランス ファンド | セゾン資産形成の達人 ファンド |
基準価格(円) | 15,885 | 23,600 |
純資産総額(円) 【2020年10月5日時点】 | 2174億100万 | 1093億8900万 |
設定来騰落率(%) | +58.80 | +134.82 |
購入時手数料(%) | 0 | 0 |
信託報酬(%) | 0.57±0.02 | 1.35±0.2 |
種類 | バランス型ファンド | アクティブファンド |
セゾン投信の扱う2商品は合算すると2020年10月5日時点で、純資産総額3267億9000万円になります。
やはり人気なのは、株式50%・債券50%で運用するバランス型ファンドの【セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド】になります。
しかし、比較して驚くのはアクティブファンドの【セゾン資産形成の達人ファンド】の設定来騰落率が+134.82%というパフォーマンスの良さです。
コロナ相場を乗り越えてこの成績はとても素晴らしいと思います。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドとは?
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドとは、セゾン投信株式会社が運営・販売するバランス型ファンドになります。
ファンド設定日は2006年6月12日
純資産総額は2174億100万円(2020年10月5日時点)になります。
【ファンドの特色】
①国際分散投資
このファンド1本で世界中に分散投資することができます。地域別の投資比率は市場の規模に応じて変化するため手間なく市場の変化に対応できます。
②株式と債券への分散投資
株式と債券へ半分ずつ投資することにより、リスクを抑えながら安定したリターンの獲得を目指します。
③低コスト
ローコスト・ハイクオリティ運用で定評のあるバンガード社のインデックスファンドに投資することにより低いコストを実現。長期の資産形成に特化することで運営に係る経費も抑えています。
以上がセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの特徴です。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの運用については、世界30ヵ国以上の株式と10ヵ国以上の債券に分散投資しています。
また、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの最大の特徴は、株式50%・債券50%で構成されているバランス型ファンドという事です。
以上の図の様に、ほぼ株式50%・債券50%で運用されています。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは【ファンド・オブ・ファンズ】で運用されています。
ファンド・オブ・ファンズ方式とは、株式や債券に直接投資する訳では無く、株式や債券に投資している投資信託に投資して運用する事です。
それでは、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの構成【ファンド・オブ・ファンズ】をまとめてみましょう!
投資ファンド | 資産種類 |
バンガード・インスティテューショナル ・インデックス・ファンド | 米国株 |
バンガード・U.S.500ストック ・インデックス・ファンド | 米国株 |
バンガード・ヨーロピアン・ ストック・インデックス・ファンド | 欧州株 |
バンガード・ジャパン・ ストック・インデックス・ファンド | 日本株 |
バンガード・パシフィック ・エックスジャパン・ストック ・インデックス・ファンド | 太平洋株 |
バンガード・エマージング ・マーケット・ストック ・インデックス・ファンド | 新興国株 |
バンガード・U.S. ・ガバメント・ボンド ・インデックス・ファンド | 米国債 |
バンガード・ユーロ ・ガバメント・ボンド ・インデックス・ファンド | 欧州債 |
バンガード・ジャパン ・ガバメント・ボンド ・インデックス・ファンド | 日本債 |
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを構成する投資信託は、全てバンガード社の投資信託により構成されている事がわかりますね。
投資信託に投資する【ファンド・オブ・ファンズ】は信託報酬が高くなる傾向にありますが、自分で株式と債券を半分ずつ購入する手間を考えると、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド1本に投資する方が楽だと思います。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの信託報酬は0.57±0.02%となっています。
3年6ヶ月積立し続けた結果!
私は、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドをセゾン投信株式会社で、2017年4月から2020年10月までの3年6ヶ月間、毎月3万円ずつ積立てをしてきました。
現在は投資方針が変わった為、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの定期買付は行っていません。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの買付け額は、2017年の4月から2020年10月までの3年6ヶ月間で総額にして1,170,000円になります。
以下の表が投資結果です。
評価額(円) | 損益(円) | 損益率(%) |
1,267,971 | 97,971 | 8.37 |
3年6ヶ月間積立てた結果、評価額は1,267,971円まで増えて、97,971円の損益が出ました。
損益率は3年6ヶ月で8.37%になりました。
1年間の平均損益率は2.4%程度になります。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの様なバランス型ファンドになると、資産保持の性質が強くなりがちなので、パフォーマンスに関してはいまいちでした。
投資信託も人それぞれ好みがありますので、リスクを取りガツガツ資産を増やしていきたい人はアクティブファンドを選び、リスクを抑えて資産保持をしたい人はバランス型ファンドを選択する事が良いと改めて思いました。
また、セゾン投信ではアクティブファンドもバランス型ファンドも選択出来ます。
まとめ
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを3年6ヶ月間、毎月3万円ずつ積立し続けた結果、損益率は8.37%で97,971円のプラスになりました。
資産形成をするうえで王道の投資は、バランス型ファンドだと思います。
損益率はあまり高い水準とは言えませんが、年利回り2~3%の間に入っているのであれば、リスクを考慮するととても一般的な数字だと思います。
資産形成・資産防衛の観点から言えば、とても安心できる投資先だと個人的には感じます。
ただし、信託報酬が多少高い設定になっているのは気を付けたほうが良いでしょう。
また、これから資産をガンガン増やしていきたい人には向いていない投資信託なので、資産拡大期の投資家の方はセゾン投信の【セゾン資産形成の達人ファンド】を購入してみるのはよいかもしれません。
セゾン投信は【セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド】と【セゾン資産形成の達人ファンド】の2商品を運営・販売しているので、この2商品を半分ずつ買付していくのも良いかもしれません。
これから、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを購入してみようと思われている方がいましたら、この記事が参考になればと思います。
また定期的に成績の方や運用方針は、公開していきたいと思うので今後も宜しくお願い致します。
ではまた、次回のブログでお会いしましょう!
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