信託報酬は低ければ低い方が良い!塵も積もれば山となります。

こんにちは!こうじです。

本日は信託報酬についてお話ししたいと思います。

海外のETF(上場投資信託)は経費率(信託報酬)はかなり低いですよね。

一方、日本の投資信託は経費率(信託報酬)が高いファンドがかなり多いです。

それでも皆さんはコストの高い日本の投資信託を買いますか?

日本の投資信託ランキング

それでは、日本の投資信託ランキングを見ていきたいと思います。

海外ETFと比較しやすいように海外株式に投資する投資信託ランキングで比較したいと思います。

以下が日本の海外投資型人気投資信託ランキングです。

また、ランキングデータは2020年9月末の楽天証券集計になります。

順位銘柄純資産総額信託報酬運用会社
1eMAXISSlim
米国株式
(S&P500)
1553億円0.097%三菱UFJ
国際
2楽天・全米株式
インデックスファンド
1334億円0.162%楽天
3楽天・全世界株式
インデックスファンド
498億円0.212%楽天
4たわらノーロード
先進国株式
659億円0.110%AMOne
5eMAXISSlim
全世界株式
(オールカントリー)
466億円0.114%三菱UFJ
国際
6eMAXISSlim
先進国株式
インデックス
1234億円0.102%三菱UFJ
国際
7netWINGS
テクノロジー株式
ファンドBコース
5497億円2.09%ゴールドマン
8アライアンスバーンスタイン
米国成長株投信Dコース
5543億円1.727%アライアンス
9ニッセイ外国株式
インデックスファンド
1931億円0.102%ニッセイ
10iFreeNEXT
NASDAQ100
インデックス
95億円0.495%大和

以上が海外株式投資型投資信託のトップ10になります。

一番信託報酬が安いファンドは

eMAXISSlim米国株式(S&P500)の0.097%でした。

高いものだと1.7%から2.1%という高額な信託報酬をとるファンドもあるのは驚きです。

世界のETFとのコスト比較

日本の投資信託は海外ETFと比べて高い事を比較検討してみましょう。

まず、日本でも人気の三菱UFJ国際の運営するeMAXISSlimシリーズです。

このeMAXISSlimシリーズは経費率の低いファンドを目指して運営している為、とてもコスト面では良心的です。

実際に私も積立NISAではお世話になっているファンドになります。

eMAXISSlim米国株式(S&P500)信託報酬0.097%を比較するには、海外のETFだとIVVとVOOになりますがIVVとVOOも共に経費率0.03%なので、eMAXISSlim米国株式(S&P500)の三分の一になります。

次に楽天・全米株式インデックスファンド信託報酬0.162%は海外ETFのVTIの経費率0.03%と比較すると五分の一程度になります。

また、楽天・全世界株式インデックスファンド信託報酬0.212%は海外ETFのVTの経費率0.08%で約三分の一という結果になります。

日本投信信託報酬海外ETF経費率
eMAXISSlim
米国株式(S&P500)
0.097%IVV
VOO
0.03%
楽天・全米株式
インデックスファンド
0.162%VTI0.03%
楽天・全世界株式
インデックスファンド
0.212%VT0.08%

信託報酬は低ければ低い方が良い!塵も積もれば山となります。のまとめ

前項の結果から、日本の投資信託は海外ETFと比べると同じ市場のパフォーマンスを目指しながら経費率は高い事が解ります。

海外ETFは為替のリスクはありますが、今後何十年と持ち続ける金融商品であれば、経費率は安いに越した事はありません。

一例なのですが、

30年積み上げてきた金融資産があるとします。

毎月3万円を30年にわたり信託報酬1.00%の日本の投資信託を買い続けたAさん。

一方、毎月3万円を30年にわたり経費率0.03%の海外ETFを買い続けたBさん。

この二人が30年後に毎年ファンドに支払う経費はいくらになるでしょう?

金融資産総額経費率年額経費
A(日本投信)1080万円1.00%10万8000円
B(海外ETF)1080万円0.03%3240円

この結果は衝撃的だと思います。

30年後にいざ資金が必要になってから、保有しているだけで毎年10万8000円も経費を持っていかれるのは厳しいですよね。

資産が膨れ上がってからの事を考えると、信託報酬(経費)は馬鹿に出来ないのです。

このことをしっかり考えてから、投資信託は購入していってくださいね。

それではまた次回のブログでお会いしましょう!

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