こんにちは!こうじです。
今回は題名にもある通り、米国ETFの中で優良と言われているETFの5銘柄のなかで何が最適解なのか?
検討していきたいと思います!
皆さんもご存知の通りこの5銘柄はとても有名なETFですよね。
まずはそれぞれの特徴などまとめていきたいと思います。
それぞれのETFの特徴
【SPYD】
正式名称はSPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETFです。
現在の純資産総額は2100億円程度になります。
このETFを運用するのに必要な経費は0.07%(年率)となります。
ファンド設定日は2015年10月21日
運用会社はステート・ストリート社
運用利回りは4~6%となります。
特徴としてはS&P500指数を構成する銘柄のうち、配当利回りの上位80銘柄を均等配分して投資しているETFになります。
投資セクターは金融23.7%、不動産18.4%、エネルギー10.9%となっています。
【VYM】
正式名称はバンガード・米国高配当株式ETFです。
現在の純資産総額は2兆8300億円程度となります。
このETFを運用するのに必要な経費は0.06%(年率)となります。
ファンド設定日は2006年11月10日
運用会社はバンガード社
運用利回りは2~4%となります。
特徴としては構成銘柄が400銘柄と十分に分散されたETFとなっている事です。
また、設定日も古くリーマンショックを乗り越えてきたETFとなっています。
投資セクターは金融18.7%、ヘルスケア15.0%、消費財13.9%となっています。
【VIG】
正式名称はバンガード・米国増配株式ETFです。
現在の純資産総額は16兆9400億円程度となります。
このETFを運用するのに必要な経費は0.06%(年率)となります。
ファンド設定日は2006年4月21日
運用会社はバンガード社
運用利回りは2~3%となります。
特徴としては10年以上増配の実績のある大型株を中心に構成されているインデックス投資と同じ投資実績を目指すETFとなっています。
米国では増配企業が重要視される為、VYMよりVIGの方が取扱額大きい。
投資セクターは消費サービス23.2%、資本財17.3%、ヘルスケア15.2%となっています。
【HDV】
正式名称はバンガード・米国増配株式ETFです。
現在の純資産総額は5800億円程度となります。
このETFを運用するのに必要な経費は0.08%(年率)となります。
ファンド設定日は2011年3月29日
運用会社はブラックロック社
運用利回りは3~5%となります。
特徴としては米国の財務優良企業のうち配当利回りの高い企業70~80銘柄に投資をしているETFになります。
投資セクターはヘルスケア22.2%、エネルギー18.1%、通信16.6%となっています。
【QQQ】
正式名称はインベスコQQQトラスト・シリーズ1です。
現在の純資産総額は12兆8900億円程度となります。
このETFを運用するのに必要な経費は0.20%(年率)となります。
ファンド設定日は1999年10月3日
運用会社はインベスコ社
運用利回りは0.5~1%となります。
特徴としては、ナスダックに上場している時価総額が最大規模の非金融企業100社を含む、ナスダック100指数に連動した投資成果を目指すETFになります。
投資セクターは情報技術47.3%、通信サービス20.6%、一般消費財16.8%となっています。
以上が簡単なそれぞれのETFの特徴になります。
表で見るETFの特徴
文章で特徴を前項ではまとめてみましたが、比較しにくいので表にまとめてみたいと思います。
銘柄 | 純資産総額 | 経費率 | 設定日 | 利回り |
SPYD | 2100億円 | 0.07% | 2015年 | 4~6% |
VYM | 2兆8300億円 | 0.06% | 2006年 | 2~4% |
VIG | 16兆9400億円 | 0.06% | 2006年 | 2~3% |
HDV | 5800億円 | 0.08% | 2011年 | 3~5% |
QQQ | 12兆8900億円 | 0.20% | 1999年 | 0.5~1% |
それぞれのETFのスペックは解りやすくなりいましたね。
また、それぞれのETFの特徴も大事ですので抑えていきましょう!
銘柄 | 特徴 |
SPYD | S&P500指数の配当利回り上位80銘柄に均等配分で投資 |
VYM | 構成銘柄が400銘柄と十分に分散されている |
VIG | 10年以上増配の実績のある大型株を中心に構成されている |
HDV | 米国財務優良企業のうち配当利回りの高い70~80銘柄に投資 |
QQQ | ナスダック上場の時価総額が最大規模の非金融企業100社に投資 |
表にまとめる事でわかりやすくなりましたね。
それぞれ微妙に特徴にも差があります。
インカムゲイン(配当)を目指すのであれば【SPYD】【VYM】【VIG】【HDV】が良いでしょう。
一方、キャピタルゲイン(売却益)を目指すのであれば【QQQ】が良いと思います。
米国ETF【SPYD】【VYM】【VIG】【HDV】【QQQ】結局何を買うべきか?!まとめ
今回は、私の投資しているETFのそれぞれの特徴をまとめてみました。
この5銘柄は多くのブロガーさんも投資されているETFだと思います。
私はキャピタルゲイン(売却益)とインカムゲイン(配当)で投資先のETFを分けています。
このETFにはS&P500指数に連動したETFは御座いませんが、私の場合は積立NISAと個別の投資信託でS&P500連動投信は購入していますので、ETFではあえて購入していません。
コチラのブログは私自身の記録用にもなっていますので、もし参考になるようであれば活用してみて下さい。
それぞれ違った投資成績を目指したETFになっていますので、全てに投資してみてもいいかと思います。
ETFを購入する前に目的や目標は明らかにしている方がいいので、皆さんもETF購入してこの先どうなりたいか?
考えた上でETFを購入する事を強くおすすめ致します。
それでは、明日以降も宜しくお願い致します。